ファウストの日記

心理学を利用して苦しみを抜け出し、自分を変えることをサポートします

何かのせいと決めつければ、何も解決しない



私たちはうまくいかないことがあると

何かのせい
誰かのせい


にします。

あいつが悪いんだ
親が悪いんだ
社会が悪いんだ
環境が悪いんだ


などなど・・・

確かに何かのせいにすると、いらだちや怒りの標的を見つけた気になります。
でも、多くの場合、それらに憎しみを持ち続けたり、いらだちを持ち続けたりします。
ついには、心や体を壊したり、対人関係や対社会関係でトラブルが生じたりします。

ここで、少し立ち止まって考えてみましょう。

誰かのせいと思っていることが、100パーセント正しかったとしたら、
解決は、その誰かの行動を自分が望むものに変える必要があります。
いえ、行動のみならず思考や感情すら、こちらが思うようにコントロールできなければ、
解決になりません。

しかし、人はこちらが思うようにコントロールできません。
その人がどう考え、どう行動し、どんな感情を持つかなど
どうしてコントロールできるのでしょう。

確かに、その人を脅したり、殴ったりすると行動をコントロールできるかもしれませんが、
それに対してその人が何を思うか、感じるかまではコントロールできません。

説得という方法もありますが、本当は何を考え、何を感じるかまではコントロールできません。
かりにそのときはこちらが望む結果が手に入ったとしても、時間が経つにつれてどうなるか分かりません。

要するに、人をコントロールなんてできないのです。
コントロールできないことをしようとすると、苦しみます。
なぜなら、絶対にできっこないからです。

いや、私はそれでもコントロールするんだ、と言っても、それは無益なことです。
コントロールできない現実を、いくら思考で否定しても、苦しいだけなのです。

さらには、親が悪い、育てられ方が悪かったと、過去や環境のせいにすることもあるでしょう。

しかし、過去はすでにありません。
すでにない過去がどうやって今の自分を束縛できるのでしょうか。

育てられ方が悪かった、環境が悪かったとしても
今更、育て直しなんてものはできません。

どうしようもないのです。
変更不能なのです。

変更不能だという現実を否定すると、苦しみます。
変更不能なことを何とかしようとすると、苦しみます。

なぜなら、思考で否定しても現実は変わらないからです。
そして、やはり過去はコントロールできないからです。

社会のせいにしても同じことがいえます。

このようにコントロールできないものをコントロールしようとしたり、
現実を思考で否定したりすると、

絶対に苦しみます。
解決ができないからです。

よくよく考えてみると、

モノや出来事には本来、意味はありません。
意味を持たせているのはそれぞれの人が持つ思考の働きです。

つまり、意味のないものに対して、それぞれ個人が意味づけをしてモノを見ているだけなのです。
その意味づけも、外の世界にはなく、脳内に浮かび上がっている思考にしか過ぎません。



意味のないモノや出来事に自分の思考をかぶせてみているだけなのです。
そのモノ自体や出来事自体を見ているのではなく、
自分の思考を見て反応しているのです。


その証拠に、頭の中でどんなに悩んでも、
イメージの中でありありと浮かんでも、感情すらわき上がっても
他人からはこれらのものは一切見えません。
一人、苦しそうな顔をして呻いているその人がいるだけです。

嫌でどうしようもない人を前にして、
どんなに怒りが湧いて出ようが、過去の悔しい出来事が頭に浮かぼうが、
他人から見たら、その人を前に顔を赤らめたその人と、もう一人の人がいるだけです。

そう、嫌な思考や感情は、それぞれの人の脳内にしかないのです。
こんなものは幻想や妄想というのです。

どんなに事実のように見えても、脳内にしかない幻想なのです。

私たちは、これらを事実として無条件で受け入れてしまうからこそ、
本来意味のないモノや出来事を避けたり、戦ったりしようとするのです。

脳に浮かび上がる思考は

あの人をなんとかしろ
この出来事のせいで自分は台無しになった

とさまざまなことを言うでしょう。

そして、コントロールできもしないものをコントロールしようとしたり、
現実を思考で否定しようとするのです。

思考は事実でありません。
考えていることにしか過ぎません。


思考はすぐに

正しい・間違い

にこだわりますが、それも思考の判断にしか過ぎません。

正しい・間違いではなく、
その行動が役立つか・役立たないか

これが行為の基準となります。

役立たない行為は、どんなに正しく見えても、
人生と生活を台無しにするのですから。

このことに気づき、思考と距離をとりつつ行動すると、
思考は単にそれだけのものとなります。

思考がなんと言おうが、
コントロールできないものや現実は受け入れ、
そこからコントロールできるものを探して行動してゆくことこそ、
大切なことではないでしょうか。


何かのせいにしていると気分は楽ですが、
どんな解決も生み出さないのです。

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