ファウストの日記

心理学を利用して苦しみを抜け出し、自分を変えることをサポートします

「本当の幸せ」を目指す



なぜこんなにも苦しいのだろう

なぜこんなにもうまくいかないのだろう

なぜこんなにも幸せでないのだろう



私たちは人生に行き詰ると、こんな問いを自分に投げかけます。
こんな「なぜ」という問いに対する答えを私たちV.d.s.は用意しています。

そして、私たちV.d.s.は、

マインドフルネスを含む第3世代認知行動療法やブリーフセラピー、催眠など心理的な技術を駆使して、


『避けられない苦しみを受け入れながら、有意義で豊かで、活き活きとした人生を歩むこと』


を目標としています。

壊れた人はいない、行き詰まっている人がいるだけだという立場から、


本当の幸せ


を目指しています。


不安、うつ、心配、恐怖、後悔、絶望、虚無感、希死念慮、罪悪感、怒り、劣等感、自らの限界を感じて途方にくれることなどさまざまな苦しみがあります。
これらは誰でも感じてしまうものです。

さらには、死ぬことやゲガをすること、病気になること、年老いること、大切な人といろんな形で別れること、嫌な人・嫌な出来事に出会うこと、叶わないことなどは絶対に避けることはできません。

しかも、私たちが脳を持つ限り、いつでもどこでも一瞬にして苦悩を感じることができます。
たとえその苦悩を引き起こすものが実際にそこになかったとしても!!

このように、

避けることができない苦しみやそれに伴う感情は、人生において普通にある


ということであり、これらを思い、感じ、体験することは異常なことでもなんでもなく、人間として正常であることの証なのです。

その意味で、苦しさがあるということ自体は何の問題もないのです。

しかし、この苦しさから逃れようとしたり、コントロールしようとしたりすると
たちまち必要以上に苦しみが大きくなり、それによって身動きできない生活や人生こそ、大きな問題となるのです。

これが行き詰まった状態なのです。

避けられない苦しみを避けようとすればとてもとても苦しなります。
それは現実を否定することだからです。
現実に避けられないものを避けようとしても絶対に無駄なのです。

方法は一つです。

避けられないものは受け入れるのです。

もし受け入れないなら、これまでやり続けてきた思考や感情のコントロールやこれらからの回避をやり続けるしかないのです。

苦しみはどこにあるかといえば、私たちの頭の中にあります。
苦しみは外側からやってきません。
物事や人を解釈することによって頭の中に発生するものです。
もともと私たちの頭の中にある苦しみを取り出したり、消したり、変えたりすることなんてできないのです。
受け入れるというのは、すでに頭の中に持っていて、取り出すことができない苦しみを、一切の条件をつけずにありのまま肯定することなのです。

受け入れるというのは、自分のものではないものを我慢や無理して受け入れるということではなく、

  • すでに頭の中にあるものを「ある」と全肯定すること
  • その「ある」ものは絶対に取り去ることはできないことを全肯定すること



なのです。

思考や感情は頭の中にしかない幻想であるのに、私たちはいとも簡単に幻想と一体化してしまいます。
一体化すると、考えていることすら気づかず、考えていることに過ぎないのに、それらがまるで事実であるかのように信じてしまいます。

  • 私はどうしようもないやつだ
  • 私は不安だ



というように、私が「どうしようもない」とか「不安」そのものになってしまったと錯覚します。
事実だと錯覚すると、取り去ること、回避することができない思考や感情と戦うという無益なことをするのです。

事実は、

  • 私はどうしようもないという考えを持っている
  • 私は不安という感情を持っている



にしか過ぎないのです。

私たちは誰でも個人ごとに違う色が付いたサングラスをして世界を見ています。
ほとんどの人はその色付きの世界が事実だと信じ、他人も同じようにその世界を見ていると確信しています。

小さい頃から色付き世界を見ているので、色が付いていることすら気がついていないでしょう。
サングラスをかけていることすら気がついていないでしょう。

サングラスから世界を見ることもできるし、サングラスを外して世界を見たり、サングラスそのものを観察できることも知らないでしょう。


このサングラスは私たちが生きている限り持ち続けるものです。
捨て去ることはできませんし、ずっとサングラスを外したままにすることもできません。
私たちができるのは、時折サングラスを外して世界を見たり、サングラスを観察することだけです。

しかし、これこそが「私」 と思考や感情は別のものと知ること、つまりは思考や感情と距離を置くことであるのです。
思考や感情と距離を置くことができれば、私たちは悩みや苦しみに振り回されないで生きることができます。

サングラスをかけたままでいることが分からないというのは、思考や感情と一体化してしまっている状態なのです。

思考や感情と一体化すると、その人の行動は思考や感情に強く影響されて行動が制限されます。
正確にいうと、自ら生み出した頭の中の思考や感情によって、自ら行動を制限するのです。

こんなことをして行動を自ら制限していたらやりたいことすらできないのは当たり前です。

逆に、思考や感情を頭の中の幻想、つまり妄想と知れば、行動は思考や感情によって影響を受けないのです。

思考や感情は行動に影響を与えますが、決してコントロールはしません。

思考や感情が行動をコントロールする、というのはこれこそとんでもない幻想なのです。

思考や感情を事実だと信じているとき、私たちは「妄想に取り憑かれている」というのです。
妄想に取り憑かれると、さまざまな問題が生活や人生で発生します。
妄想が妄想を呼び起こし、ついにはそれに圧倒されて身動きできなくなるのです。

あるいは、そこまでのことではなくても、何かしようとすると本来私たちがやりたい人生の方向から、遠ざけてしまう行動をとらせるのです。

手足を縛られると体を動かすことはできません。
しかし、妄想を信じて「体を動かさない」だけなのに「体を動かすことができない」ように考えてしまうのです。

どんなに苦しんで悩んでいても他人から見れば、その人はじっと座っているだけです。
縛られたり、固定されているわけではありません。
物理的に動けない訳ではなく、動いていないのを「動けない」と言い、物理的に動けないかのように振舞っているだけです。


このように、

思考や感情は単なる頭の中の出来事にしか過ぎないこと

これらを事実と信じ、それと一体化してしまうと、あたかも事実であるかのように振る舞うこと

思考・感情と行動は独立してとることができるということを学ぶこと


これらは大切なのです。

なぜなら、これらをスキルとして身につけて、

生活や人生のいたるところにある嫌なことや苦痛を全く避けず、
息を吸うようにそのまま吸い込みながら、
本来自分が生きてみ違った人生を、そのまま歩いて行くことができるのですから。

うつになったり、不安になったり、これらと戦ったり、コントロールしたり、逃げ出したりしている間、自分の人生を歩んでいません。
そして、これらの方法はもう何十年もやってきて、一時的な効果はあっても長期的には効果がなかったものです。


思考を単なる幻想、妄想と知るためには、
マインドフルネスをはじめとする「思考との距離をとり、関わりを変える」いろんな技法があります。

避けることができない痛い感情に対しては、
アクセプタンスという、一切の条件をつけずその感情をそのまま受け入れる技法があります。



壊れている人なんてどこにもいません。
よく見てみると、行き詰まっているだけなのです。


行き詰まっている状態から抜け出す方法はあります。
行き詰まっているときこそ、これまでやってきて役に立たなかった方法はきれいに捨て去りましょう。

役に立たないものにこだわる意味なんてないし、それにこだわっていても、
決して有意義で豊かな活き活きとした人生を歩むことなんてできないのですから。

なぜなら、役に立たない方法にこだわり続けているからこそ、今が行き詰まっているのですから。

さあ、妄想に取り憑かれて人生をコントロールされるのではなく、自らの行動をコントロールすることによって有意義な人生を創造できるのですから。

避けられない苦しみを受け入れながら、有意義で豊かで、活き活きとした人生を歩みましょう。

一度きりしかない人生ですから。



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